一応、どちらかを走ろうと思って申し込みをした美唄市ハーフと函館ハーフ、「う〜ん、どう考えても函館だよなぁ。神奈川から友達も来るし・・・。」ということで美唄は走らずそのまま函館へ向かおうと考えていましたが、数日前になると、「いやぁ〜やっぱりもったいないよなー。ゆっくりでもいいから走ろうかなぁ・・・」と。。。
その日の朝まで仕事だったんですが前夜、仮眠をとろうと職場のベットに横になるとさらに欲が出てきました。「記録を狙ってみようかなぁ・・・。」しばらく寝付くことが出来ませんでした。^^;
仕事が終わりそのまま会場の美唄まで直行。車の中でもあれこれと考えて、到着してからも・・・結局、結論が出ないままスタートしてしまいました。
とりあえず少しだけ余裕を持って走り出しました。前夜からいろんな葛藤があったのですが78分という数字をやはり意識していました。札幌国際ハーフの参加資格が切れてしまっているのでどこかの公認レースで出さないと来年は走れません。
でも感覚的にそのペースは維持できていないような気がしました。「前を行く選手たちはあんなに軽快に走っているのに自分はなんだかねぇ・・・。」それじゃあ少しペースを上げてみようと次の日の函館のことも考えずに試みましたが、これが全然ダメ。少しすると呼吸が乱れてこんなんじゃ最後まで持たないと思いもとのペースに戻します。すぐ前を走っていた選手とも徐々に離されていきますがとりあえずスタートしたときの感覚で様子をみる作戦。途中、タイムを見ると意外といいペースで確か5kmの通過は18分40秒くらい。まぁ最初の5kmですからね。
その後はけっこう長い直線を走っていたと記憶していますが折り返しが近づくにつれ少しずつですが調子は上向いてきたような感じでした。前の2人の背中も大きくなってきました。10kmのタイムは覚えていませんが半分の折り返しは39分37秒。もっと調子がよければぎゅ〜んと上げて行きたいところですがそうでもないので前の選手を拾っていくことに喜びを感じることにしました。折返してすぐに1人かわしますが別に自分が速くなっているわけじゃありませんでした。むしろ彼のペースダウンに付き合ってペースを落としていました。けっこう楽かも・・・と思っていると次に目標にしていた選手が遠くなっていったのでもう一度気持ちを切りかえて頑張る事にしました。
粘ってペースを維持しているとラスト2kmくらいのところで追いつけたので最後1kmくらいは抜かされないように脚を使ってゴール。タイムは1時間20分59秒、入賞の3着にはかな〜り差をつけられましたが4番目でした。
久しぶりに長々と完走記を書いてしまいましたが、今回、走ってみて感じたことは『スピードはないけどスタミナはある程度ついてきた。』ということでした。後半は特にそう実感しながら走れました。ハーフという距離でしたが次は42.195kmで実感できるようにまた練習していきたいと思います。
今回は少し無茶なチャレンジをしてしまいましたが(すぐあきらめましたけど^^;)、どれだけ走れるかを知ることができて良かったです。78分切りは防府マラソンの前に、もう一度挑戦するつもりでいます。
ちなみに今日の函館は1時間31分57秒(22分05秒・22分45秒・22分34秒・24分33秒)、172人中41位でした。楽しかったです。^^